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幽霊船
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ゆうれいぶね
ふりがな文庫
“
幽霊船
(
ゆうれいぶね
)” の例文
旧字:
幽靈船
血迷ったかこいつら、爺様までが何をいうよ、島も山も、海の上へ出たものは
石塊
(
いしころ
)
一ツある処じゃねえ。
暗礁
(
かくれいわ
)
へ誘い寄せる、
連
(
つれ
)
を呼ぶ
幽霊船
(
ゆうれいぶね
)
だ。
海異記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
しかし、それは、
幽霊船
(
ゆうれいぶね
)
でなかったのか、
消
(
き
)
えなかったのです。
船
(
ふね
)
が
岸
(
きし
)
に
着
(
つ
)
くと、
二人
(
ふたり
)
は、
陸
(
りく
)
へ
踊
(
おど
)
り
上
(
あ
)
がりました。
幽霊船
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
床柱と思う正面には、広い額の
真中
(
まんなか
)
へ、五寸釘が突刺さって、手足も顔も
真蒼
(
まっさお
)
に黄色い
眼
(
まなこ
)
を
赫
(
かっ
)
と
睜
(
みひら
)
く、この
俤
(
おもかげ
)
は、話にある
幽霊船
(
ゆうれいぶね
)
の
船長
(
ふなおさ
)
にそっくり。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「
幽霊船
(
ゆうれいぶね
)
の
話
(
はなし
)
をしたが、また、これよりも、もっと
怖
(
おそ
)
ろしい
話
(
はなし
)
をきいてくるぞ。」と、
唄
(
うた
)
うたいはいいました。
花咲く島の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
それは
金銀
(
きんぎん
)
宝石
(
ほうせき
)
を
積
(
つ
)
んだ
幽霊船
(
ゆうれいぶね
)
が、ある
港
(
みなと
)
へ
着
(
つ
)
いたときに、そのお
金
(
かね
)
や
宝石
(
ほうせき
)
がほしいばかりに、
幽霊
(
ゆうれい
)
を
自分
(
じぶん
)
の
家
(
うち
)
につれてきて
泊
(
と
)
めた、
欲深者
(
よくふかもの
)
の
話
(
はなし
)
でありました。
善いことをした喜び
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
しかも、
昨日
(
きのう
)
見
(
み
)
たと
同
(
おな
)
じい……
幽霊船
(
ゆうれいぶね
)
の……こちらへこいでくるのを
見
(
み
)
ました。
幽霊船
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
幽霊船
(
ゆうれいぶね
)
だ!」
幽霊船
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“幽霊船”の解説
幽霊船(ゆうれいせん)とは、怪奇現象の一つ。幽霊が操舵しているとされる船舶のことである。
怪談の一種として世界各地で語られている。
(出典:Wikipedia)
幽
常用漢字
中学
部首:⼳
9画
霊
常用漢字
中学
部首:⾬
15画
船
常用漢字
小2
部首:⾈
11画
“幽霊船”で始まる語句
幽霊船長