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平仄
ふりがな文庫
“平仄”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひょうそく
91.7%
ひやうそく
4.2%
しろくろ
4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひょうそく
(逆引き)
あたりを見廻して、それが狐狸の化けたのででもなければ、
平仄
(
ひょうそく
)
が合わないような気がした。これが今の宇奈月の
濫觴
(
らんしょう
)
であったのだ。
ある偃松の独白
(新字新仮名)
/
中村清太郎
(著)
平仄(ひょうそく)の例文をもっと
(22作品)
見る
ひやうそく
(逆引き)
とよくよく目を
注
(
つ
)
けて見ると、詩などは
円朝
(
わたくし
)
は
解
(
わか
)
りませんが、
韻
(
ゐん
)
をふむとか、
平仄
(
ひやうそく
)
が
合
(
あ
)
ふとかいひますが、
全
(
まる
)
で
違
(
ちが
)
つて
居
(
を
)
りまして詩にも
何
(
なん
)
にもなつて
居
(
を
)
りません。
詩好の王様と棒縛の旅人
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
平仄(ひやうそく)の例文をもっと
(1作品)
見る
しろくろ
(逆引き)
判るさ、
俺
(
おいら
)
はこれでも、漢詩の
平仄
(
しろくろ
)
を並べたことがあらあ、酔うて
危欄
(
きらん
)
に
倚
(
よ
)
れば
夜色
(
やしょく
)
幽
(
かすか
)
なり、
烟水
(
えんすい
)
蒼茫
(
そうぼう
)
として舟を見ず、どうだい、今でも韻字の本がありゃ、詩ぐらいは作れるぞ
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
平仄(しろくろ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“平仄”の意味
《名詞》
中国語における漢字音を、中古音の調類(声調による類別)により二種類に大別したもの。漢詩で重視される発音上のルール。平は平声、仄は上声・去声・入声。
(出典:Wiktionary)
“平仄”の解説
平仄(ひょうそく、píngzè)とは、中国語における漢字音を、中古音の調類(声調による類別)にしたがって大きく二種類に分けたもの。漢詩で重視される発音上のルール。平は平声、仄は上声・去声・入声である。
(出典:Wikipedia)
平
常用漢字
小3
部首:⼲
5画
仄
漢検1級
部首:⼈
4画
“平”で始まる語句
平
平常
平生
平素
平和
平坦
平伏
平地
平日
平家
“平仄”のふりがなが多い著者
辻村伊助
中村清太郎
レオ・トルストイ
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
中里介山
夏目漱石
三遊亭円朝
戸坂潤
正岡子規
岡本綺堂