“夜色”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やしょく75.0%
やしよく25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御姫様はこう仰有って、一度は愛くるしく御笑いになりましたが、急にまた御簾みすの外の夜色やしょくへ、うっとりと眼を御やりになって
邪宗門 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
夜色やしょくをこめた草原のはてを鞍上あんじょうから見ると——はるかに白々しらじらとみえる都田川みやこだがわのほとり、そこに、なんであろうか、一みゃく殺気さっき、形なくうごく陣気じんきが民部に感じられた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あやしき夜色やしよくふるへ出す。
かの日の歌【一】 (新字旧仮名) / 漢那浪笛(著)
闇重き夜色やしよくのなかに
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)