“山遊”の読み方と例文
読み方割合
やまあそ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あきにもると、山遊やまあそびをするまち男女なんによが、ぞろ/\つゞいて、さかかゝくちの、此處こゝにあつた酒屋さかやで、吹筒すひづつひさごなどに地酒ぢざけんだのをめたもので。
月夜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
あるいは今にわすれぬが、わが輩の七、八歳のころ、故郷にあって朋輩ほうばい三、四人と山遊やまあそびしたとき、森の内で火をいたかどをもって、近所の百姓ひゃくしょうに追われていのちからがら落ちのびたことがある。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)