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屋上
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やね
ふりがな文庫
“
屋上
(
やね
)” の例文
雪下
(
ゆきふる
)
事
盛
(
さかん
)
なる
時
(
とき
)
は、
積
(
つも
)
る雪家を
埋
(
うづめ
)
て雪と
屋上
(
やね
)
と
均
(
ひとし
)
く
平
(
たひら
)
になり、
明
(
あかり
)
のとるべき処なく、
昼
(
ひる
)
も
暗夜
(
あんや
)
のごとく
燈火
(
ともしび
)
を
照
(
てら
)
して家の内は
夜昼
(
よるひる
)
をわかたず。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
(歐洲人は思郷病は山國の民多くこれを
患
(
わづら
)
ふとなせり。)されど又ヱネチアのわが故郷ならぬを
奈何
(
いかに
)
せむ。われは
悵然
(
ちやうぜん
)
として此寺の
屋上
(
やね
)
より降りぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
此
屋上
(
やね
)
の雪は冬のうちしば/\掘のくる度々に、
木鋤
(
こすき
)
にてはからず
屋上
(
やね
)
を
損
(
そん
)
ずる㕝あり。我国の
屋上
(
やね
)
おほかたは
板葺
(
いたぶき
)
なり、屋根板は他国に
比
(
くらぶ
)
れば
厚
(
あつ
)
く
広
(
ひろ
)
し。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
ミラノに來てより一月の後、我は始て此寺の
屋上
(
やね
)
に登りぬ。日は石面を射て白光身を
繞
(
めぐ
)
り、ここの塔かしこの
龕
(
がん
)
を見めぐらせば、
宛然
(
さながら
)
立ちて一の
大逵
(
ひろば
)
に在るごとし。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
此
屋上
(
やね
)
の雪は冬のうちしば/\掘のくる度々に、
木鋤
(
こすき
)
にてはからず
屋上
(
やね
)
を
損
(
そん
)
ずる㕝あり。我国の
屋上
(
やね
)
おほかたは
板葺
(
いたぶき
)
なり、屋根板は他国に
比
(
くらぶ
)
れば
厚
(
あつ
)
く
広
(
ひろ
)
し。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
▼ もっと見る
水を呑吐する大小の
窟
(
いはや
)
許多
(
あまた
)
ありて、中には波の返す毎に僅かに其天井を
露
(
あらは
)
すあり。こは彼妙音の女怪のすみかにして、草木繁茂せるカプリの島は唯だこれを
蓋
(
おほ
)
へる
屋上
(
やね
)
たるに過ぎざるにやあらん。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
歳越
(
としこし
)
の日などはいづれの家にてもことさらに雪を
掘
(
ほり
)
て
窻
(
まど
)
のあかりをとり、ほりたる雪も
年越
(
としこし
)
の事しげきにまぎれて
取除
(
とりのけ
)
をはらず、
掘揚
(
ほりあげ
)
の
屋上
(
やね
)
にひとしき雪道
歩行
(
あゆむ
)
にたよりあしき所もあり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“屋上”の意味
《名詞》
屋根の上。
建物の最上部で、人が出られるようにした平らな場所。
(出典:Wiktionary)
“屋上”の解説
屋上(おくじょう)とは!
屋根の上のこと。
上記から転じてビルなどの屋根の上で、人が出られるようにしてある平らな場所。
本記事では1、2の両方を説明する。
(出典:Wikipedia)
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“屋上”で始まる語句
屋上屋
屋上制限
屋上露台