たけ)” の例文
助驚きて、まことにさる事あり。いかにしてしらせ給ふや。興義、かの漁父三たけあまりの魚をかごに入れて君が門に入る。君は賢弟と三〇南面みなみおもての所にを囲みておはす。
なほ三八九念じ給へば、屏風のうしろより、三九〇たけばかりの小蛇こへびはひ出づるを、三九一是をもりて鉢にれ給ひ、かの袈裟をもてよくふうじ給ひ、そがままに輿に乗らせ給へば
此の頭三三八何ばかりの物ぞ。此の戸口に充満みちみちて、雪を積みたるよりも白くきら々しく、まなこかがみの如く、つの枯木かれきごと、三たけ余りの口を開き、くれなゐの舌をいて、只一のみに飲むらんいきほひをなす。