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小笹
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こざさ
ふりがな文庫
“
小笹
(
こざさ
)” の例文
その下に
小笹
(
こざさ
)
が密生していて、五、六頭の放牧馬が尾を振り振り笹を食っていた。栗毛と黒馬と葦毛の三頭の馬はV字形の三角形になって、その一団の放牧馬を襲った。
恐怖城
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
春
(
はる
)
の
夜
(
よ
)
ながら
冴
(
さ
)
えるまで、
影
(
かげ
)
は
草
(
くさ
)
を
透
(
す
)
くのである。
其
(
そ
)
の
明
(
あかり
)
が
目
(
め
)
を
射
(
さ
)
すので、
笠
(
かさ
)
を
取
(
と
)
つて
引被
(
ひきかぶ
)
つて、
足
(
あし
)
を
踏伸
(
ふみの
)
ばして、
眠
(
ねむ
)
りかける、とニヤゴと
鳴
(
な
)
いた、
直
(
ぢ
)
きそれが、
耳許
(
みゝもと
)
で、
小笹
(
こざさ
)
の
根
(
ね
)
。
一席話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
何
(
いづ
)
れぞと露のやどりをわかむ間に
小笹
(
こざさ
)
が原に風もこそ吹け
源氏物語:08 花宴
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
踏石
(
ふみいし
)
に
小笹
(
こざさ
)
をあしらつたのは、詩人
室生犀星
(
むろふさいせい
)
の家。
続野人生計事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
小笹
(
こざさ
)
別後
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
▼ もっと見る
春
(
はる
)
の
夜
(
よ
)
ながら
冴
(
さ
)
えるまで、
影
(
かげ
)
は
草葉
(
くさば
)
の
裏
(
うら
)
を
透
(
す
)
く。
其
(
そ
)
の
光
(
ひかり
)
が
目
(
め
)
へ
射
(
さ
)
すので
笠
(
かさ
)
を
取
(
と
)
つて
引被
(
ひつかぶ
)
つて、
足
(
あし
)
を
踏伸
(
ふみの
)
ばして、
眠
(
ねむ
)
りかけるとニヤゴー、
直
(
ぢ
)
きそれが
耳許
(
みゝもと
)
で、
小笹
(
こざさ
)
の
根
(
ね
)
で
鳴
(
な
)
くのが
聞
(
きこ
)
えた。
二た面
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
小笹
(
こざさ
)
雨情民謡百篇
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
“小笹”の解説
は、福岡県福岡市中央区にある地名。現行の行政地名は小笹一丁目から五丁目まで(住居表示実施済)。面積は110.94ヘクタール。2023年4月末現在の人口は12,364人。郵便番号は810-0033。
(出典:Wikipedia)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
笹
漢検準1級
部首:⽵
11画
“小笹”で始まる語句
小笹原
小笹屋
小笹棘
小笹屋勝之助