“實際的”の読み方と例文
新字:実際的
読み方割合
じつさいてき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは恐(おそ)らく戰(たゝか)ふ者の誇と名譽(よ)にかけて、または男の意(い)地にかけてであつたらう。が、現在(げんざい)では對局(たいきよく)の陰に實際的(じつさいてき)な生活(くわつ)問題(もんだい)まで含(ふく)まれて來たらしい。
或人(あるひと)は又(また)いつた、汝(なんぢ)の所論(しよろん)は一理窟(りくつ)あるが實際的(じつさいてき)でない。汝(なんぢ)は歐文(おうぶん)に年紀(ねんき)を記(しる)すとき西暦(せいれき)を用(もち)ゐて神武紀元(しんむきげん)を用(もち)ゐないのは何故(なにゆえ)か、いはゆる自家撞着(じかどうちやく)ではないかと。
誤まれる姓名の逆列 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
こんな所(ところ)に愚圖々々(ぐづ/\)してゐるより、早(はや)く東京(とうきやう)へ歸(かへ)つて其方(そのはう)の所置(しよち)を付(つ)けた方(はう)がまだ實際的(じつさいてき)かも知(し)れない。緩(ゆつ)くり構(かま)へて、御米(およね)にでも知(し)れると又(また)心配(しんぱい)が殖(ふ)える丈(だけ)だと思(おも)つた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)