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容儀
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ようぎ
ふりがな文庫
“
容儀
(
ようぎ
)” の例文
縮をおる処のものは
娶
(
よめ
)
をえらぶにも縮の
伎
(
わざ
)
を第一とし、
容儀
(
ようぎ
)
は
次
(
つぎ
)
とす。このゆゑに親たるものは娘の
幼
(
おさなき
)
より此
伎
(
わざ
)
を
手習
(
てならは
)
するを第一とす。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
げにや榮華は夢か
幻
(
まぼろし
)
か、
高厦
(
かうか
)
十年にして立てども一朝の煙にだも堪へず、朝夕
玉趾
(
ぎよくし
)
珠冠
(
しゆくわん
)
に
容儀
(
ようぎ
)
正
(
たゞ
)
し、
參仕
(
さんし
)
拜趨
(
はいすう
)
の人に
册
(
かしづ
)
かれし人、今は
長汀
(
ちやうてい
)
の波に
漂
(
たゞよ
)
ひ、
旅泊
(
りよはく
)
の月に
跉跰
(
さすら
)
ひて
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
それは実朝の
御台
(
みだい
)
を迎えに往くためであった。実朝の御台は
奏聞
(
そうもん
)
を経て、
坊門大納言信清卿
(
ぼうもんだいなごんのぶきよきょう
)
の
息女
(
そくじょ
)
を迎えることになったので、鎌倉では
容儀
(
ようぎ
)
花麗
(
かれい
)
の
壮士
(
そうし
)
を選んでそれを迎いに往かした。
頼朝の最後
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
氏郷其日の
容儀
(
ようぎ
)
は別に異様では無かった。「飛騨守殿
仕立
(
したて
)
は雨かゝりの脇指にて候」とある。少し不明であって
精
(
くわ
)
しくは分らぬ。が、政宗の如きでは無く、尋常に優しかったのであろう。
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
討手
(
うつて
)
の大將、三位中將
維盛卿
(
これもりきやう
)
、
赤地
(
あかぢ
)
の錦の
直垂
(
ひたゝれ
)
に
萌黄匂
(
もえぎにほひ
)
の鎧は
天晴
(
あつぱれ
)
平門公子
(
へいもんこうし
)
の
容儀
(
ようぎ
)
に風雅の銘を打つたれども、富士河の
水鳥
(
みづとり
)
に立つ足もなき十萬騎は、關東武士の笑ひのみにあらず。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
“容儀”の意味
《名詞》
礼儀にかなった姿や動き。
容姿。
(出典:Wiktionary)
容
常用漢字
小5
部首:⼧
10画
儀
常用漢字
中学
部首:⼈
15画
“容”で始まる語句
容
容貌
容易
容子
容色
容赦
容姿
容喙
容体
容態