“宝刀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほうたう50.0%
ほうとう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
背後うしろからながめて意気いきあがつて、うでこまぬいて、虚空こくうにらんだ。こしには、暗夜あんやつて、たゞちに木像もくざう美女たをやめとすべき、一口ひとふり宝刀ほうたうびたるごとく、威力ゐりよくあしんで、むねらした。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
申したか! ウッフフ、とうとう伝家でんか宝刀ほうとうを抜きおったな! 今に五万石を小出しにするであろうと待っていたのじゃ。