しゅう)” の例文
馬琴の人生観や宇宙観の批評は別問題として、『八犬伝』は馬琴の哲学諸相を綜合具象した馬琴しゅうの根本経典である。
八犬伝談余 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
もしまたあやまってマホメットしゅうモルモンしゅうなぞの木偶もくぐう土像などに近づく時は現当二世げんとうにせ御罰おんばちあらたかにして光輪ごこう火輪かりんとなし一家いっけをも魂魂こんぱくをも焼滅やきほろぼし玉うとかや。
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
そして、おまつりというのは、このまちにある、あるしゅう本山ほんざん報恩講ほうおんこうであって、近在きんざいからおとこや、おんなてくるばかりでなく、とおいところからもやってきました。
公園の花と毒蛾 (新字新仮名) / 小川未明(著)
十三しゅう、五十数派、いろいろの宗旨や宗派もありますが、それがいずれも仏教である以上、つまりいろいろの角度からいろいろの方面から、この「般若の呪」を説明し
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
ヂョン フランシスしゅう御僧おんそうはゐさしますか! なう/\、御坊ごばう