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子僧
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こぞう
ふりがな文庫
“
子僧
(
こぞう
)” の例文
この歌をうたって山の近くでたき火をしていると、
一寸法師
(
いっすんぼうし
)
の
子僧
(
こぞう
)
が火にあたりに山から飛んでくる、というのです。
お山の爺さん
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
手紙
(
てがみ
)
をお
書
(
か
)
き
今
(
いま
)
に三
河
(
かわ
)
やの
御用聞
(
ごようき
)
きが
來
(
く
)
るだろうから
彼
(
あ
)
の
子僧
(
こぞう
)
に
使
(
つか
)
ひやさんを
爲
(
さ
)
せるが
宜
(
い
)
い、
何
(
なん
)
の
人
(
ひと
)
お
孃樣
(
ぢようさま
)
ではあるまいし
御遠慮計
(
ごゑんりよばかり
)
申
(
まをし
)
てなる
物
(
もの
)
かな
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
その時、
子僧
(
こぞう
)
が
二人
(
ふたり
)
で穴蔵の方へ案内して、浪士に渡した金が一万両の余ということさ。そういうやり方だ。
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
其れから東京では正直な人を得難いことをかこって、誰か好い
子僧
(
こぞう
)
はあるまいかなぞ折から居合わした懇意の大工に聞いて居た。彼女の話の中に一つ面白い事があった。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
三の
子僧
(
こぞう
)
が居るです。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
▼ もっと見る
間もなく、奥の部屋から二三人の
子僧
(
こぞう
)
が出て来て、表の戸締りをして、電気を消して、また引っ込んでいきました。
不思議な帽子
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
酔っぱらいの男や商店の
子僧
(
こぞう
)
などから、野良犬だといっておどかされたり追っぱらわれたりしますし、
巡査
(
じゅんさ
)
ががちゃがちゃ剣を鳴らしてやって来たりするものですから
不思議な帽子
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
僧
常用漢字
中学
部首:⼈
13画
“子”で始まる語句
子
子供
子刻
子息
子細
子規
子孫
子守
子守唄
子爵