“始(はし)” の例文
何(なに)しろ寒(さむ)くていかぬとて、焚火(たきび)なんか始(はし)めて、松薪(まつまき)の完全(くわんぜん)、これは燃(も)えが好(よ)いから珍品(ちんぴん)だなんて言(い)つて居(ゐ)るのである。
斯學(しがく)に熱心(ねつしん)なる公(こう)は、焚火(たきび)にも當(あた)られず、直(たゞ)ちに車夫(しやふ)を指揮(さしづ)して、余(よ)の穴(あな)の上部(じやうぶ)の方(はう)で發掘(はつくつ)を始(はし)められた。
『今(いま)に出(で)るよ』と遺(や)ると『今(いま)に出(で)てから始(はし)めやう』と反(そ)らす。