“元始”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
げんし33.3%
はじめ33.3%
ハジメ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
元始げんしの人間の血液が、ある特質の人間だけに間けつ的に遺伝つたわって、夜になるごとに、その人間は、その元始の人間の
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
神と天然とが示すある適当の方法をもってしますれば、この最悪の状態においてある土地をも元始はじめの沃饒に返すことができます。
いつでも、元始ハジメに戻る唱へ言をするから、其度毎に、新しい人になつて、永久不滅の命を得るのである。武内宿禰が、三百余歳の寿を保つたといふのも、其である。
神道に現れた民族論理 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)