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妨碍
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さまたげ
三百円やそこらの
端金で
貴方の御名誉を
傷けて、後来御出世の
妨碍にもなるやうな事を為るのは、私の方でも
決して
可好くはないのです。
ロミオ
其鶴嘴と
鐵梃を
此方へ。こりゃ、
此書状をば、
明日早う
父上へ
屆けてくれ。
其炬火をこちへ。さて、
確と
申附くる、
如何な
事を
見聞せうとも、
悉く
立離れ、
予が
仕事の
妨碍をばすまいぞよ。
乾坤の白きに漂ひて
華麗に差出でたる日影は、
漲るばかりに暖き光を
鋪きて
終日輝きければ、七分の雪はその日に解けて、はや翌日は
往来の
妨碍もあらず、
処々の
泥濘は打続く快晴の
天に
曝されて
バルタ はい/\、
立去りまする、お
妨碍は
仕りませぬ。