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奪取
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うばひと
ふりがな文庫
“
奪取
(
うばひと
)” の例文
彼の先生の手から職業を
奪取
(
うばひと
)
つたのも、彼様いふ病気に成る程の
苦痛
(
くるしみ
)
を
嘗
(
な
)
めさせたのも、
畢竟
(
つまり
)
斯
(
こ
)
の社会だ。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
奪取
(
うばひと
)
られ彌々
難澁
(
なんじふ
)
に
迫
(
せま
)
り又々大坂へ
立越
(
たちこえ
)
しが
左右
(
とかく
)
困窮
(
こんきう
)
に困窮を
重
(
かさ
)
ね終に通仙は病死し跡には母と娘のみ
益々
(
ます/\
)
貧窮
(
ひんきう
)
に迫りしが
當頃
(
そのころ
)
鯛屋大和
(
たひややまと
)
と
云者
(
いふもの
)
狂歌
(
きやうか
)
に名高く
俳名
(
はいみやう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
殺害致して
金子
(
きんす
)
百兩を
奪取
(
うばひと
)
り其後又慈恩寺村にて
博奕
(
かけごと
)
御座候節
鴻
(
こう
)
の
巣
(
す
)
宿
(
じゆく
)
の鎌倉屋金兵衞と申す者を殺して金子五百兩を
奪
(
うば
)
ひ取り候を
妾
(
わたく
)
しの
夫
(
をつと
)
三五郎
能
(
よく
)
存
(
ぞん
)
じ
居
(
をり
)
候事故其
譯
(
わけ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
知たる我なれば
欺
(
だま
)
して殺さんとは
卑怯
(
ひけふ
)
未練
(
みれん
)
の仕方なり其儀ならば是より直に
公儀
(
こうぎ
)
に訴へ穀屋平兵衞を殺して金子百兩を
奪取
(
うばひと
)
り
夫而已
(
それのみ
)
ならず
慈恩寺村
(
じおんじむら
)
にて鎌倉屋金兵衞をも
殺害
(
せつがい
)
して金を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“奪取”の解説
真保裕一の小説
『奪取』(だっしゅ)は、真保裕一の長編小説。
『東京中日スポーツ』他に『夢の工房』(後に発売する同名のエッセイ集とは異なる)のタイトルで1994年11月7日から1995年8月2日まで連載されたものを加筆訂正・改題し、講談社から1996年8月に単行本として発表された(後に講談社文庫版が上下巻で刊行された)。
友人が作った1260万円の借金を返すため、偽札作りに挑む主人公を描く。
新聞連載版と単行本化されたものとでは、話が変わっている。
(出典:Wikipedia)
奪
常用漢字
中学
部首:⼤
14画
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
“奪”で始まる語句
奪
奪回
奪衣婆
奪還
奪去
奪掠
奪上
奪合
奪嫡
奪衣