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天空
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そら
ふりがな文庫
“
天空
(
そら
)” の例文
天空
(
そら
)
には
星影
(
ほしかげ
)
一
點
(
てん
)
、二
點
(
てん
)
、
又
(
ま
)
た三
點
(
てん
)
、
風
(
かぜ
)
死
(
し
)
して
浪
(
なみ
)
黒
(
くろ
)
く、
船
(
ふね
)
は
秒一秒
(
べういちべう
)
と、
阿鼻叫喚
(
あびけうくわん
)
の
響
(
ひゞき
)
を
載
(
の
)
せて、
印度洋
(
インドやう
)
の
海底
(
かいてい
)
に
沈
(
しづ
)
んで
行
(
ゆ
)
くのである。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
今請
(
こ
)
う獣に問え、されば
汝
(
なんじ
)
に教えん、
天空
(
そら
)
の鳥に問え、さらば汝に語らん、地に言え、さらば汝に教えん、海の魚もまた汝に述ぶべし。
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
「
蛙君
(
かへるくん
)
、きみはまあ
何
(
なに
)
をゆつてるんだ。
星
(
ほし
)
の
國
(
くに
)
は、こうした
樹
(
き
)
の
上
(
うへ
)
の、そのもつと
高
(
たか
)
いたかあいところにある
天空
(
そら
)
なんだよ」
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
動きの取れなくなった被害者の体は、そのまま
天空
(
そら
)
へ引っ張り揚げられます。
デパートの絞刑吏
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
家鴨
(
あひる
)
に
天空
(
そら
)
がどうして
飛
(
と
)
べませう。それども
一生懸命
(
いつしやうけんめい
)
とびあがらうとして
飛
(
と
)
んでみたが、どうしても
駄目
(
だめ
)
なので
泣
(
な
)
きだし、
泣
(
な
)
きながら
小舎
(
こや
)
にかへりました。
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
▼ もっと見る
なんじら
天空
(
そら
)
の鳥を見よ
稼
(
まく
)
ことなく
穡
(
かる
)
ことを為さず倉に蓄うることなし然るに
爾
(
なんじ
)
らの天の父はこれを養い賜えり、爾らこれよりも大いに
勝
(
すぐ
)
るるものならずや
基督信徒のなぐさめ
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
「二つなもんか、その
天空
(
そら
)
にあるツきりさ」
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
空
常用漢字
小1
部首:⽳
8画
“天空”で始まる語句
天空海闊
天空海濶
天空無心