大層たえそ)” の例文
そんぢや大層たえそ厄介やつけえけてまねえな、そんぢやこめばかし脊負しよつてつて明日あしたでもまた南瓜たうなすはとりにるとすべえよ、そんぢや
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
※等あねら大層たえそなことつたつて、老人としより面倒めんだうたゝへめえ」勘次かんじはぶつ/\と獨語どくごした。おつたのみゝにもかすかにそれがきこえた。おつたはきつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
「どうしたんだよ大層たえそわりいのか、あさまでしつかりしてろよ」とちからをつけてたが、自分じぶんでもどうしていゝのかわからないのでたゞはら/\しながらあかした。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)