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大丈夫
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だいぢやうふ
ふりがな文庫
“
大丈夫
(
だいぢやうふ
)” の例文
おそれ我方
非分
(
ひぶん
)
と知りながら是を
捌
(
さば
)
く事
遠慮
(
ゑんりよ
)
する所
彼
(
かの
)
越前守は
奉行
(
ぶぎやう
)
となつてたちまち一時に
是非
(
ぜひ
)
を
糺
(
たゞ
)
し
我領分
(
わがりやうぶん
)
をまけになしたる
段
(
だん
)
あつぱれ
器量
(
きりやう
)
は
格別
(
かくべつ
)
にして
智
(
ち
)
仁
(
じん
)
勇
(
ゆう
)
三
徳
(
とく
)
兼備
(
けんび
)
の
大丈夫
(
だいぢやうふ
)
なり
彼
(
かれ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
同じく
語
(
かた
)
るべからず然るに
享保
(
きやうほ
)
の
初
(
はじめ
)
大岡越前守
忠相
(
たゞとも
)
といふ人町奉行となつて
年
(
とし
)
久
(
ひさ
)
しく吉宗公に
勤仕
(
きんし
)
しける此人あつぱれ
大丈夫
(
だいぢやうふ
)
にして其智萬人にすぐれ
遠
(
とほ
)
き板倉の
輩
(
ともがら
)
に同じされば
奉行
(
ぶぎやう
)
勤仕
(
きんし
)
勤功
(
きんこう
)
同越前守よく/\上を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
答
(
こた
)
へて歸し候と申ければ同心然らば
聢
(
しか
)
と
左樣
(
さやう
)
か
萬一
(
もし
)
後日に
顯
(
あらは
)
れなば決して爲に
成
(
なる
)
まじ
併
(
しか
)
しながら參らざる儀なれば
是非
(
ぜひ
)
に及ばず先吟味中家主へ
屹度
(
きつと
)
預申付る惣右衞門も
左樣
(
さやう
)
相
(
あひ
)
心得よ時に陸尺七右衞門の宅は何方ぢや惣右衞門
御邊
(
ごへん
)
は知らざるやと思ひ掛なき尋ねに
日頃
(
ひごろ
)
大丈夫
(
だいぢやうふ
)
の惣右衞門なれ
共
(
ども
)
ハツと
仰天
(
ぎやうてん
)
なし七右衞門の
宅
(
たく
)
は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“大丈夫(
丈夫
)”の解説
丈夫(じょうふ、じょうぶ、ますらお)は、一人前の男子のことであり、転じて健康なさまやしっかりしていて壊れないさまをさす。また大丈夫(だいじょうふ、だいじょうぶ)は、「丈夫」にさらに物事が優れていることを意味する接頭語の「大」をつけたもので「一人前の男子のなかでも、とりわけ優れている者」をさし、転じて、「危なげがなく非常にしっかりした様や間違いのない様」を意味している。
(出典:Wikipedia)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
丈
常用漢字
中学
部首:⼀
3画
夫
常用漢字
小4
部首:⼤
4画
“大丈夫”で始まる語句
大丈夫だ
大丈夫々々
大丈夫当雄飛