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売買
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うりかひ
ふりがな文庫
“
売買
(
うりかひ
)” の例文
旧字:
賣買
が、彼の
苛立
(
いらだ
)
たしさは彼にエホバの「
殿
(
みや
)
に入りてその中にをる
売買
(
うりかひ
)
する者を
殿
(
みや
)
より
逐出
(
おひだ
)
し、
兌銀者
(
りやうがへするもの
)
の
案
(
だい
)
、
鴿
(
はと
)
を
売者
(
うるもの
)
の
椅子
(
こしかけ
)
」
西方の人
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
広海
(
ひろみ
)
二三郎といへば、人も知つてゐる通り
船成金
(
ふななりきん
)
の一人である。船成金といへば、大抵船を
売買
(
うりかひ
)
して
懐中
(
ふところ
)
を膨らませた
連中
(
れんぢゆう
)
だが、広海氏のは少し違つてゐる。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
ターマンは、方々にできるいろ/\の品物を、
売買
(
うりかひ
)
しながら、南洋にちらばつてる小さな島、人間のすんでる島や誰もゐない島を、探検してまはつてる男です。
シロ・クロ物語
(新字旧仮名)
/
豊島与志雄
(著)
「
他
(
あれ
)
は番町の方の鰐淵と申す、地面や家作などの
売買
(
うりかひ
)
を致してをります者の手代で、
間
(
はざま
)
とか申しました」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
市日には
遠近
(
ゑんきん
)
の村々より男女をいはず
所持
(
しよぢ
)
のちゞみに
名所
(
などころ
)
を
記
(
しる
)
したる
紙簽
(
かみふだ
)
をつけて市場に持より、その
品
(
しな
)
を
買人
(
かひて
)
に見せて
売買
(
うりかひ
)
の
直段
(
ねだん
)
定
(
さだま
)
れば
鑑符
(
きつて
)
をわたし、その日市はてゝ
金
(
かね
)
に
換
(
か
)
ふ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“売買”の解説
売買(ばいばい)とは、当事者の一方(売主)が目的物の財産権を相手方(買主)に移転し、相手方(買主)がこれに対してその代金を支払うことを内容とする契約。
(出典:Wikipedia)
売
常用漢字
小2
部首:⼠
7画
買
常用漢字
小2
部首:⾙
12画
“売”で始まる語句
売
売女
売卜者
売卜
売僧
売捌
売出
売国奴
売薬
売淫