“土下座”の読み方と例文
読み方割合
どげざ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そういう親しみを、不敬とよんで、庶民に土下座どげざいたのは、もっと後世の風習である。武将が政権をにぎってからのことだ。
その頃はマダ葵の御紋の御威光が素晴らしい時だったから、町名主は御紋服を見ると周章あわてて土下座どげざをしてうやうやしく敬礼した。
土下座どげざをせんばかりに喜左衛門夫婦と鍛冶屋富五郎がガヤガヤしているのを、仔細しさいを知らない通行人がふしぎな顔で見て通る。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)