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四条
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しじょう
ふりがな文庫
“
四条
(
しじょう
)” の例文
旧字:
四條
「なる程、備前岡山は中国での京の都。名もそのままの
東山
(
ひがしやま
)
あり。この
朝日川
(
あさひがわ
)
が
恰度
(
ちょうど
)
加茂川
(
かもがわ
)
。
京橋
(
きょうばし
)
が
四条
(
しじょう
)
の
大橋
(
おおはし
)
という見立じゃな」
備前天一坊
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
御尋ねの場面は、京都
四条
(
しじょう
)
通りです。撮影日附は八月二十三日です。これは撮影日記によって御答えするのですから、
万々
(
ばんばん
)
間違いはありません。
猟奇の果
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
四条
(
しじょう
)
坊門、五条油
小路
(
こうじ
)
あたりの町屋の末々に至るまで、それぞれに目ざす縁故をたどって運び出すのでございましょう、その三四ヶ月と申すものは
雪の宿り
(新字新仮名)
/
神西清
(著)
五条
(
ごじょう
)
、
四条
(
しじょう
)
、
三条
(
さんじょう
)
と、にぎやかな
町
(
まち
)
がつづいて、ひっきりなしに
馬
(
うま
)
や
車
(
くるま
)
が
通
(
とお
)
って、おびただしい人が出ていました。
一寸法師
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
たとえば
狩野
(
かのう
)
派・
土佐
(
とさ
)
派・
四条
(
しじょう
)
派をそれぞれこの三角の三つの頂点に近い所に配置して見ることもできはしないか。
日本人の自然観
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
▼ もっと見る
四条
(
しじょう
)
五条の秋色はどんなに華やかなものかも知れない、
築地
(
ついじ
)
の
塀
(
へい
)
をめぐらし、中の島をしつらえた広大な庭に、彼は好む樹木を配して子供の時からの庭が作って見たかった。
津の国人
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
これは全く格別の趣きである。これは即ち
南宗
(
なんしゅう
)
北宗
(
ほくしゅう
)
より
土佐
(
とさ
)
住吉
(
すみよし
)
四条
(
しじょう
)
円山
(
まるやま
)
の諸派にも顧みられず
僅
(
わずか
)
に下品極まる町絵師が
版下絵
(
はんしたえ
)
の材料にしかなり得なかった
特種
(
とくしゅ
)
の景色である。
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
広重は
四条
(
しじょう
)
派の山水に見るが如き濃淡を以て巧みに樹木風景を曇らす霞を描きたれど
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
四条
(
しじょう
)
坊門、五条油
小路
(
こうじ
)
あたりの町屋の末々に至るまで、それぞれに目ざす縁故をたどつて運び出すのでございませう、その三四ヶ月と申すものは、京の大路小路は東へ西への手車小車に埋めつくされ
雪の宿り
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
四
常用漢字
小1
部首:⼞
5画
条
常用漢字
小5
部首:⽊
7画
“四条”で始まる語句
四条畷
四条派
四条隆資
四条磧
四条坊門
四条通
四条院