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友船
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ともぶね
ふりがな文庫
“
友船
(
ともぶね
)” の例文
前途
(
ゆくて
)
七
里
(
り
)
焼山
(
やけやま
)
の
茶店
(
ちやみせ
)
に
着
(
つ
)
いて、
少時
(
しばらく
)
するまで、この
友船
(
ともぶね
)
は
境
(
さかひ
)
を
隔
(
へだ
)
てたやうに
別
(
わか
)
れたのである。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
遠
(
とほ
)
く
後
(
あと
)
を
見返
(
みかへ
)
れば、
風
(
かぜ
)
に
乗
(
の
)
つた
友船
(
ともぶね
)
は、千
筋
(
すぢ
)
の
砂煙
(
すなけぶり
)
をかぶつて、
乱
(
みだ
)
れて
背状
(
うしろさま
)
に
吹
(
ふ
)
きしなつて、
恰
(
あたか
)
も
赤髪藍面
(
せきはつらんめん
)
の
夜叉
(
やしや
)
の、一
個
(
こ
)
水牛
(
すゐぎう
)
に
化
(
くわ
)
して、
苜蓿
(
うまごやし
)
の
上
(
うへ
)
を
転
(
ころ
)
げ
来
(
き
)
たる
如
(
ごと
)
く、もの
凄
(
すさま
)
じく
望
(
のぞ
)
まれた。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
友
常用漢字
小2
部首:⼜
4画
船
常用漢字
小2
部首:⾈
11画
“友”で始まる語句
友
友達
友誼
友禅
友染
友人
友情
友禅縮緬
友仙
友吉