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凍死
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こゞえしな
ふりがな文庫
“
凍死
(
こゞえしな
)” の例文
児
(
こ
)
は母の
懐
(
ふところ
)
にあり、母の袖
児
(
こ
)
の
頭
(
かしら
)
を
覆
(
おほ
)
ひたれば
児
(
こ
)
は
身
(
み
)
に雪をば
触
(
ふれ
)
ざるゆゑにや
凍死
(
こゞえしな
)
ず、
両親
(
ふたおや
)
の
死骸
(
しがい
)
の中にて又
声
(
こゑ
)
をあげてなきけり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
堪
(
こらへ
)
て吉兵衞
漸々
(
やう/\
)
起上
(
おきあが
)
り大事を
抱
(
かゝ
)
へし身の爰にて
空
(
むな
)
しく
凍死
(
こゞえしな
)
んも
殘念
(
ざんねん
)
なりと氣を
勵
(
はげ
)
まし四方を
見廻
(
みまは
)
せば
蔦葛
(
つたかつら
)
下
(
さが
)
りて
有
(
ある
)
を見付是ぞ天の
與
(
あた
)
へなりと二
品
(
しな
)
の包みを
脊負
(
せおひ
)
纒
(
まと
)
ふ葛を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
捨る
覺悟
(
かくご
)
なれども今
爰
(
こゝ
)
て
阿容々々
(
おめ/\
)
凍死
(
こゞえしな
)
んは殘念なり
人家
(
じんか
)
は無事かと
凍
(
こゞ
)
えし足を
曳
(
ひき
)
ながら
遙
(
はる
)
か向ふの方に人家らしき
處
(
ところ
)
の有を
見付
(
みつけ
)
たれば吉兵衞是に力を
得
(
え
)
て
艱苦
(
かんく
)
を
忍
(
しの
)
び其處を目當に
雪
(
ゆき
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“凍死(低体温症)”の解説
低体温症(ていたいおんしょう、Hypothermia)とは、恒温動物の深部体温(中核体温)が、正常な生体活動の維持に必要な水準を下回ったときに生じるさまざまな症状の総称。ヒトでは、直腸温が35℃以下に低下した場合に低体温症と診断される。また、低体温症による死を凍死(とうし)と呼ぶ。
(出典:Wikipedia)
凍
常用漢字
中学
部首:⼎
10画
死
常用漢字
小3
部首:⽍
6画
“凍死”で始まる語句
凍死問題