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内意
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ないい
……加ふるに、紫玉が
被いだ装束は、貴重なる
宝物であるから、
驚破と言はばさし掛けて
濡らすまいための、鎌倉殿の
内意であつた。
經廻り
同類を語らひ
今般將軍の
御落胤なりと名乘出候に
相違御座なく候と
認めたれば扨々
憎き
惡僧なり如何に越前
此調は伊豆守の
内意を受て紀州表を
「
菊亭右大臣さまのおはからいで、
畏れ多くも、あるご
内意がくだったのだ」
構へ是へ御
引移有べしとて此旅館の
借受方には伊賀亮が
内意を受則ち常樂院が出立する事にぞ
定まりぬ頃は
享保十一
午年三月
朔日常樂院は美濃國
長洞村を出立し道を
伊豆が心付て
内意有たるに相違なきや越前
如何ぢやとの上意に越前守發と
平伏なし只今伊豆守より
言上仕り候通り
毛頭相違御座なく候
委細は此書面に
認めしとて書付を