“ないい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
内意75.0%
内移25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
菊亭右大臣きくていうだいじんさまのおはからいで、おそれ多くも、あるご内意ないいがくだったのだ」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かまへ是へ御引移ひきうつりあるべしとて此旅館のかり受方には伊賀亮が内意ないいを受則ち常樂院が出立する事にぞさだまりぬ頃は享保きやうほ十一午年うまどし三月朔日ついたち常樂院は美濃國長洞ながほら村を出立し道を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
しこうして同十二月五日、藩政府はさらにその父杉百合之助に向って、その投獄の命を伝えしめたり、曰く、「お聞込みの趣きこれ有り、最前の通り、借牢の儀願い出で候よう内移ないい仰せ付けられ候」
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)