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其袂
ふりがな文庫
“其袂”の読み方と例文
読み方
割合
そのたもと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのたもと
(逆引き)
猶
(
なお
)
其袂
(
そのたもと
)
から
手巾
(
はんかちーふ
)
を
取出
(
とりだ
)
して、声立てさせじと口に
喰
(
は
)
ませた。
斯
(
か
)
くして冬子は、
彼
(
か
)
の
空屋
(
あきや
)
まで
手取
(
てど
)
り
足取
(
あしど
)
りに担ぎ去られたのであった。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
がたりと
音
(
おと
)
して一ゆり
搖
(
ゆ
)
れヽば、するり
落
(
おち
)
かヽる
後
(
うし
)
ろざしの
金簪
(
きんかん
)
を、
令孃
(
ひめ
)
は
纎手
(
せんしゆ
)
に
受
(
う
)
けとめ
給
(
たま
)
ふ
途端
(
とたん
)
、
夕風
(
ゆふかぜ
)
さつと
其袂
(
そのたもと
)
を
吹
(
ふ
)
きあぐれば、
飜
(
ひる
)
がへる八つ
口
(
くち
)
ひらひらと
洩
(
も
)
れて
散
(
ち
)
る
物
(
もの
)
ありけり
暁月夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
わが名を呼ばれて、お葉はふらふらと
起
(
た
)
った。お清は慌てて
其袂
(
そのたもと
)
を
曳
(
ひ
)
いた。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
其袂(そのたもと)の例文をもっと
(2作品)
見る
其
漢検準1級
部首:⼋
8画
袂
漢検1級
部首:⾐
9画
“其”で始まる語句
其
其処
其方
其處
其様
其許
其奴
其所
其儘
其後
“其袂”のふりがなが多い著者
樋口一葉
岡本綺堂