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候
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ぞろ
ふりがな文庫
“
候
(
ぞろ
)” の例文
夜着
(
よぎ
)
引きかぶればあり/\と浮ぶお
辰
(
たつ
)
の姿、首さし
出
(
いだ
)
して
眼
(
め
)
をひらけば花漬、
閉
(
とず
)
ればおもかげ、
是
(
これ
)
はどうじゃと
呆
(
あき
)
れてまた
候
(
ぞろ
)
眼をあけば花漬
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
彼は此態を見て居て又
候
(
ぞろ
)
不安を感じ出して來た。屹度俺の來るまでは二人で何か——俺の事を話して居たに違ひない。
病院の窓
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
つけたのだったろう。すんだことだから、それはそれでいいが、公家では、また
候
(
ぞろ
)
、その
伝
(
でん
)
を蒸しかえそうとしている。おぬしらは、この二月に州崎の浜へ流れついた漂民の話を聞いたろう
ボニン島物語
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
南洲翁の大きかつた事を今になつて
吃驚
(
びつくり
)
するやうでは、
寧
(
いつ
)
そ
吃驚
(
びつくり
)
せずに死んだ方がましだ。何故といふに、そんな人は
明日
(
あす
)
になつたら、また
候
(
ぞろ
)
自分の下らぬ事に
吃驚
(
びつくり
)
するかも知れないから。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
“候”の意味
《動詞》
高貴な人のそばに仕える。
(出典:Wiktionary)
“候”の解説
侯
候(コウ、そうろう、グ)
(出典:Wikipedia)
候
常用漢字
小4
部首:⼈
10画
“候”を含む語句
申候
居候
有之候
斥候
徴候
存候
伺候
時候
御座候
仕候
候間
無之候
相成候
致候
候人
被下候
被存候
兆候
被下度候
候処
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