“保管”の読み方と例文
読み方割合
ほくわん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
然(しか)し宗助(そうすけ)の邸宅(やしき)を賣(う)つて儲(まう)けたと云(い)はれては心持(こゝろもち)が惡(わる)いから、是(これ)は小六(ころく)の名義(めいぎ)で保管(ほくわん)して置(お)いて、小六(ころく)の財産(ざいさん)にして遣(や)る。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
宗助(そうすけ)は序(ついで)だから、それと同時(どうじ)に、叔父(をぢ)に保管(ほくわん)を頼(たの)んだ書畫(しよぐわ)や骨董品(こつとうひん)の成行(なりゆき)を確(たし)かめて見(み)た。すると、叔母(をば)は
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
小六(ころく)の名義(めいぎ)で保管(ほくわん)されべき財産(ざいさん)は、不幸(ふかう)にして、叔父(をぢ)の手腕(しゆわん)で、すぐ神田(かんだ)の賑(にぎ)やかな表通(おもてどほ)りの家屋(かをく)に變形(へんけい)した。さうして、まだ保險(ほけん)を付(つ)けないうちに、火事(くわじ)で燒(や)けて仕舞(しま)つた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)