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依頼
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たの
ふりがな文庫
“
依頼
(
たの
)” の例文
「
其
(
その
)
代
(
かは
)
り
小六
(
ころく
)
さん、
憚
(
はゞか
)
り
樣
(
さま
)
。
座敷
(
ざしき
)
の
戸
(
と
)
を
閉
(
た
)
てて、
洋燈
(
ランプ
)
を
點
(
つ
)
けて
頂戴
(
ちやうだい
)
。
今
(
いま
)
私
(
わたし
)
も
清
(
きよ
)
も
手
(
て
)
が
放
(
はな
)
せない
所
(
ところ
)
だから」と
依頼
(
たの
)
んだ。
小六
(
ころく
)
は
簡單
(
かんたん
)
に
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
我れ神を
畏
(
おそ
)
るる事に
依頼
(
たの
)
み、我れ神の道を守る事に
望
(
のぞみ
)
を置く、わが敬虔わが徳行これわが依頼む処わが望のかかる所なりと。
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
彼は以前
依頼
(
たの
)
まれて二三度絵を
描
(
か
)
いたバルトン美術店の主人を訪ねて事情を打明けたが、世間の景気がわるいので何ともして
貰
(
もら
)
う事は出来なかった。
緑衣の女
(新字新仮名)
/
松本泰
(著)
初め植木屋夫婦が引越して来た時、井戸がないので
何卒
(
どう
)
か水を汲ましてくれと大庭家に
依頼
(
たの
)
みに来た。大庭の家ではそれは
道理
(
もっとも
)
なことだと
承諾
(
ゆる
)
してやった。
竹の木戸
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
そういう関係になるべく
希望
(
のぞ
)
んでいたことは争われなかったし、天国の剣をお浦に持ち出してくるよう
依頼
(
たの
)
んだのは、確かに自分なのであるから、乾児たちにそう云われてみれば
血曼陀羅紙帳武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
▼ もっと見る
「その代り小六さん、
憚
(
はばか
)
り
様
(
さま
)
。座敷の戸を
閉
(
た
)
てて、
洋灯
(
ランプ
)
を
点
(
つ
)
けてちょうだい。今
私
(
わたし
)
も
清
(
きよ
)
も手が放せないところだから」と
依頼
(
たの
)
んだ。小六は簡単に
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“依頼”の意味
《名詞》
依 頼(いらい)
人に物事を頼むこと。
(出典:Wiktionary)
“依頼”の解説
依頼
(出典:Wikipedia)
依
常用漢字
中学
部首:⼈
8画
頼
常用漢字
中学
部首:⾴
16画
“依頼”で始まる語句
依頼心
依頼状