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伝染
ふりがな文庫
“伝染”のいろいろな読み方と例文
旧字:
傳染
読み方
割合
うつ
75.0%
でんせん
9.4%
しみ
6.3%
うつっ
3.1%
うつり
3.1%
うつッ
3.1%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うつ
(逆引き)
そのうちにそれへ自分のでない咳がまじっているのに気がつく。どうも彼の真上の寝台の中でするらしい。おれの咳が
伝染
(
うつ
)
ったのかな。
恢復期
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
伝染(うつ)の例文をもっと
(24作品)
見る
でんせん
(逆引き)
「
悪病
(
あくびょう
)
が
流行
(
りゅうこう
)
しています。その
伝染
(
でんせん
)
の
速
(
はや
)
さといったら
風
(
かぜ
)
のようであります。この
分
(
ぶん
)
なら
人間
(
にんげん
)
がみんな
死
(
し
)
に
絶
(
た
)
えてしまうであろうと
思
(
おも
)
います。」
消えた美しい不思議なにじ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
伝染(でんせん)の例文をもっと
(3作品)
見る
しみ
(逆引き)
さて一月もたゝざるうちに
近辺
(
きんべん
)
所々にてんぷらの夜みせいで、今は天麩羅の名油のごとく世上に
伝染
(
しみ
)
わたり、此
小千谷
(
をぢや
)
までもてんぷらの名をよぶ事一奇事といふべし。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
伝染(しみ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
うつっ
(逆引き)
軍鶏屋
(
しゃもや
)
をはじめたのがいけなくなって氷店になったのだった。道楽ものの兄が二人いたが、その一人と母親とが
伝染
(
うつっ
)
て、二、三日のうちに三人もいなくなってしまった。
旧聞日本橋:03 蕎麦屋の利久
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
伝染(うつっ)の例文をもっと
(1作品)
見る
うつり
(逆引き)
私はときどきは
伝染
(
うつり
)
はしないだろうかという不安を感じたが、しかしすぐに消えて行った。
性に眼覚める頃
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
伝染(うつり)の例文をもっと
(1作品)
見る
うつッ
(逆引き)
さあ、お奥では大騒動、
可恐
(
おそろ
)
しい大熱だから
伝染
(
うつッ
)
ても悪し、本人も
心許
(
こころもと
)
ないと云うので、親許へ下げたのだ。医者はね、お前、手を放してしまったけれども、これは日ならず
復
(
なお
)
ったよ。
湯女の魂
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
伝染(うつッ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“伝染(
伝染病
)”の解説
伝染病(でんせんびょう)とは、病気を起こした個体(ヒトや動物など)から病原体が別の個体へと到達し、連鎖的に感染者数が拡大する感染症の一種である。感染経路の究明が進んでいない近代までは、ヒトや家畜など特定の動物種の集団内で、同じ症状を示す者が短時間に多発した状態(集団発生・疫病)を指していたため、現在でも「集団感染」との混同が見られる。
(出典:Wikipedia)
伝
常用漢字
小4
部首:⼈
6画
染
常用漢字
小6
部首:⽊
9画
“伝染”で始まる語句
伝染病
伝染病菌
検索の候補
伝染病
伝染病菌
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山東京山
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