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伝染
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でんせん
ふりがな文庫
“
伝染
(
でんせん
)” の例文
旧字:
傳染
「
悪病
(
あくびょう
)
が
流行
(
りゅうこう
)
しています。その
伝染
(
でんせん
)
の
速
(
はや
)
さといったら
風
(
かぜ
)
のようであります。この
分
(
ぶん
)
なら
人間
(
にんげん
)
がみんな
死
(
し
)
に
絶
(
た
)
えてしまうであろうと
思
(
おも
)
います。」
消えた美しい不思議なにじ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ところが君は、まだ
皮膚
(
ひふ
)
が弱い。ここの空気は、君には毒ですよ——ほんとですとも、うっかりすると
伝染
(
でんせん
)
しますぞ?
はつ恋
(新字新仮名)
/
イワン・ツルゲーネフ
(著)
しかし、シヨウペンハウエル時代には、まだコレラは食物から
伝染
(
でんせん
)
するといふことがわからなかつたのである。
続野人生計事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“伝染(
伝染病
)”の解説
伝染病(でんせんびょう)とは、病気を起こした個体(ヒトや動物など)から病原体が別の個体へと到達し、連鎖的に感染者数が拡大する感染症の一種である。感染経路の究明が進んでいない近代までは、ヒトや家畜など特定の動物種の集団内で、同じ症状を示す者が短時間に多発した状態(集団発生・疫病)を指していたため、現在でも「集団感染」との混同が見られる。
(出典:Wikipedia)
伝
常用漢字
小4
部首:⼈
6画
染
常用漢字
小6
部首:⽊
9画
“伝染”で始まる語句
伝染病
伝染病菌