“悪病”のいろいろな読み方と例文
旧字:惡病
読み方割合
あくびょう50.0%
わるびょう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
悪病あくびょう流行りゅうこうしています。その伝染でんせんはやさといったらかぜのようであります。このぶんなら人間にんげんがみんなえてしまうであろうとおもいます。」
消えた美しい不思議なにじ (新字新仮名) / 小川未明(著)
あの大水おおみずのあった時より、あの悪病わるびょう流行はやった時が怖しかった。どうしてこの村は、人が長く落付かないだろう。私共も早くせがれが一人前となって、店でも出すようになったら、町へ越して行きたいものだ。」
(新字新仮名) / 小川未明(著)