“軍鶏屋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゃもや83.3%
しやもや16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
酒は強い方だったが、山下の軍鶏屋しゃもやで二、三のおろしさきの番頭たちと、空腹へだらしなく流し込んだので送り出された時にはもういい加減に廻っていた。
「一羽でよせばよかったのを、もう一羽と長追いをしたのが運の尽きだ。おれは軍鶏屋しゃもやの廻し者じゃあねえ、そこら中の鶏を取って歩くものか。ばかばかしい」
半七捕物帳:23 鬼娘 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
まづは安心と軍鶏屋しやもや小父をぢさん
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)