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軍鶏屋
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しゃもや
ふりがな文庫
“
軍鶏屋
(
しゃもや
)” の例文
酒は強い方だったが、山下の
軍鶏屋
(
しゃもや
)
で二、三の
卸
(
おろし
)
さきの番頭たちと、空腹へだらしなく流し込んだので送り出された時にはもういい加減に廻っていた。
釘抜藤吉捕物覚書:07 怪談抜地獄
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「一羽でよせばよかったのを、もう一羽と長追いをしたのが運の尽きだ。おれは
軍鶏屋
(
しゃもや
)
の廻し者じゃあねえ、そこら中の鶏を取って歩くものか。ばかばかしい」
半七捕物帳:23 鬼娘
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
軍鶏屋
(
しゃもや
)
をはじめたのがいけなくなって氷店になったのだった。道楽ものの兄が二人いたが、その一人と母親とが
伝染
(
うつっ
)
て、二、三日のうちに三人もいなくなってしまった。
旧聞日本橋:03 蕎麦屋の利久
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
宵に
軍鶏屋
(
しゃもや
)
を出たときの勇気と大胆とは、今の林之助の頭からは吹き消したように消え失せていた。
両国の秋
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
お絹の家にいる時にたびたび食いに行ったことがあるので、林之助は近所の
軍鶏屋
(
しゃもや
)
へはいった。
両国の秋
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
▼ もっと見る
「おまえさんも御承知でしょう、
軍鶏屋
(
しゃもや
)
の鳥亀のかみさん……。あの人に逢いましたよ」
半七捕物帳:51 大森の鶏
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
軍
常用漢字
小4
部首:⾞
9画
鶏
常用漢字
中学
部首:⿃
19画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“軍鶏”で始まる語句
軍鶏
軍鶏籠
軍鶏駕籠
軍鶏鍋
軍鶏籠抜