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人前
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にんまえ
ふりがな文庫
“
人前
(
にんまえ
)” の例文
父親
(
ちちおや
)
は、
怠
(
なま
)
け
者
(
もの
)
で、その
子
(
こ
)
の
教育
(
きょういく
)
ができないために、
行商
(
ぎょうしょう
)
にきた
人
(
ひと
)
にくれたのが、いま一
人前
(
にんまえ
)
の
男
(
おとこ
)
となって、
都会
(
とかい
)
で
相当
(
そうとう
)
な
店
(
みせ
)
を
出
(
だ
)
している。
空晴れて
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
一
人前
(
にんまえ
)
、一
人分
(
にんぶん
)
、一と
通
(
とお
)
り、
人並
(
ひとなみ
)
、十
人並
(
にんなみ
)
、男一
匹
(
ぴき
)
の任務などいう言葉はわれわれのつねに聞くところである。なかんずく一人前という言葉は種々の場合に応用されている。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
「こんどから、おまえにも
選挙権
(
せんきょけん
)
があるんだね。りっぱな
人間
(
にんげん
)
一
人前
(
にんまえ
)
になれたというものだ。だから、
貴
(
とうと
)
い
権利
(
けんり
)
をむだにしてはいけないよ。」
心の芽
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
己
(
おの
)
れは一
人前
(
にんまえ
)
の仕事を
為
(
な
)
したであろうか」
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
そして、十五、六のころ、
遠
(
とお
)
い
町
(
まち
)
のほうこうにやられて、そこで一
人前
(
にんまえ
)
の
職工
(
しょっこう
)
となったのですが、かたときも
忘
(
わす
)
れなかった、なつかしい
母
(
はは
)
は、その
間
(
あいだ
)
に
死
(
し
)
んでしまいました。
しらかばの木
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“人前”の意味
《名詞》
人のいる場所、公開の場所。
(出典:Wiktionary)
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
“人”で始まる語句
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