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下襲
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したがさ
ふりがな文庫
“
下襲
(
したがさ
)” の例文
其
(
そ
)
の
下襲
(
したがさ
)
ねの
緋鹿子
(
ひがのこ
)
に、
足手
(
あして
)
の
雪
(
ゆき
)
が
照映
(
てりは
)
えて、
女
(
をんな
)
の
膚
(
はだえ
)
は
朝桜
(
あさざくら
)
、
白雲
(
しらくも
)
の
裏
(
うら
)
越
(
こ
)
す
日
(
ひ
)
の
影
(
かげ
)
、
血
(
ち
)
も
通
(
かよ
)
ふ、と
見
(
み
)
る
内
(
うち
)
に、
男
(
をとこ
)
の
顔
(
かほ
)
は
蒼
(
あを
)
く
成
(
な
)
つた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
黒髪の
艶
(
つや
)
は、
金蒔絵
(
きんまきえ
)
の櫛の光を沈めて、いよいよ漆のごとく、藤紫のぼかしに
牡丹
(
ぼたん
)
の花、
蕊
(
しべ
)
に金入の半襟、栗梅の紋お召の
袷
(
あわせ
)
、薄色の
褄
(
つま
)
を
襲
(
かさ
)
ねて、
幽
(
かす
)
かに紅の入った黒地友染の
下襲
(
したがさ
)
ね
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“下襲”の解説
下襲(したがさね)とは、束帯及び布袴装束のとき袍と半臂の間に着る衣服。
(出典:Wikipedia)
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
襲
常用漢字
中学
部首:⾐
22画
“下”で始まる語句
下
下手
下駄
下手人
下谷
下婢
下総
下司
下野
下僕