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丁
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ちゃん
ふりがな文庫
“
丁
(
ちゃん
)” の例文
刀や馬具なども買込んで、いざと言えば何時でも出発が出来るように
丁
(
ちゃん
)
と準備が整えている。ところが秋山大尉は留守と来た。
躯
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
そして——
確
(
たしか
)
に
預
(
あずか
)
る、決して
迂散
(
うさん
)
なものでない——と云つて、
丁
(
ちゃん
)
と、
衣兜
(
かくし
)
から名刺を出してくれました。奥様は、面白いね——とおつしやいました。
紅玉
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
あアお
午後
(
ひるから
)
ぶらぶらと向を出て八時なら八時に数寄屋橋まで
著
(
つ
)
けろと云や、
丁
(
ちゃん
)
と其時間に
入
(
へえ
)
ったんでさ。……ああ、面白えこともあった。苦しいこともあった。
躯
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
貴下
(
あなた
)
のような
方
(
かた
)
の
出入
(
ではいり
)
は、
今朝
(
けさ
)
ッからお一人しかありませんもの。
丁
(
ちゃん
)
と存じておりますよ。
春昼後刻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
私に
心覚
(
こころおぼえ
)
が
丁
(
ちゃん
)
とある。先ず
凡
(
およ
)
そ山の中を二日も三日も
歩行
(
ある
)
かなけれゃならないですな。
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
▼ もっと見る
見れア忰の位牌を
丁
(
ちゃん
)
と床の間に飾ってお膳がすえてあると云う訳なんだ。
躯
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
“丁”の解説
丁(てい、ひのと)は、十干の4番目である。
陰陽五行説では火性の陰に割り当てられており、ここから日本では「ひのと」(火の弟)ともいう。
(出典:Wikipedia)
丁
常用漢字
小3
部首:⼀
2画
“丁”を含む語句
庖丁
丁々
馬丁
沈丁花
丁抹
園丁
仕丁
輿丁
丁度
白丁
壮丁
菜切庖丁
丁稚
丁卯
丁字形
一丁字
廷丁
丁半
丁字屋
丁亥
...