“丁字形”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ていじけい55.6%
ていじがた33.3%
ちやうじがた11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
堀のうちから医者の所へ行くには、門を出て一二丁町東へ歩いて、そこに丁字形ていじけいを描いている大きな往来をまた一つ向うへ越さなければならなかった。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
宮川と汐合川しおあいがわの流れ出したところが長くになっていました。大湊の町の町並はともしつらねた人家の丁字形ていじがたになっていました。
大菩薩峠:06 間の山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
おもてからは、木戸きどひと丁字形ちやうじがた入組いりくんだほそ露地ろぢで、いへいへと、屋根やね屋根やね附着くツついてところだから、珊瑚さんごながれは、かべひさしにしがらんで、かるゝとえて、表欄干おもてらんかんからたのとくらべては
番茶話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)