“丁字風呂”の読み方と例文
読み方割合
ちょうじぶろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれは起きるが早いか、丁字風呂(ちょうじぶろ)を出て、今日はハッキリとした目的(あて)のあるものの如く、音羽を経て、目白の台へスタスタと上ってゆく。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
藤川庄三郎は丁字風呂(ちょうじぶろ)の蔭に隠れていたは、愚痴な女に男の未練で、腹立紛れに美代吉を打(ぶ)ん殴って出たが、まだ腹が癒えず、何うも身請をされては男の一分(ぶん)が立たんと
松と藤芸妓の替紋 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
丁字風呂(ちょうじぶろ)だの、何風呂だのと、いろいろある。白壁みたいな顔した女どもが唄っていたり、蒟蒻(こんにゃく)みたいな男が出たり這入(はい)ったりしているのですぐ知れるよ
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)