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丁字風呂
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ちょうじぶろ
ふりがな文庫
“
丁字風呂
(
ちょうじぶろ
)” の例文
かれは起きるが早いか、
丁字風呂
(
ちょうじぶろ
)
を出て、今日はハッキリとした
目的
(
あて
)
のあるものの如く、音羽を経て、目白の台へスタスタと上ってゆく。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
藤川庄三郎は
丁字風呂
(
ちょうじぶろ
)
の蔭に隠れていたは、愚痴な女に男の未練で、腹立紛れに美代吉を
打
(
ぶ
)
ん殴って出たが、まだ腹が癒えず、何うも身請をされては男の一
分
(
ぶん
)
が立たんと
松と藤芸妓の替紋
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
丁字風呂
(
ちょうじぶろ
)
だの、何風呂だのと、いろいろある。白壁みたいな顔した女どもが唄っていたり、
蒟蒻
(
こんにゃく
)
みたいな男が出たり
這入
(
はい
)
ったりしているのですぐ知れるよ
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
実はゆうべ、
丁字風呂
(
ちょうじぶろ
)
の二階に寝つつ、さまざま猟奇的な空想を馳せているうちに、かれは、にわかにもう一度「ばてれん口書」を手にして見たくなったのです。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
丁字風呂
(
ちょうじぶろ
)
の裏門から、すっと中に消え込む十八、九の
色子
(
いろこ
)
がある。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
丁
常用漢字
小3
部首:⼀
2画
字
常用漢字
小1
部首:⼦
6画
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
呂
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
“丁字”で始まる語句
丁字
丁字形
丁字屋
丁字髷
丁字頭
丁字染
丁字草
丁字路
丁字桜
丁字湯