トップ
>
ゆわう
ふりがな文庫
“ゆわう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
硫黄
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
硫黄
(逆引き)
泥濘
(
ぬかるみ
)
を
捏返
(
こねかへ
)
したのが、
其
(
そ
)
のまゝ
乾
(
から
)
び
着
(
つ
)
いて、
火
(
ひ
)
の
海
(
うみ
)
の
荒磯
(
あらいそ
)
と
云
(
い
)
つた
處
(
ところ
)
に、
硫黄
(
ゆわう
)
に
腰
(
こし
)
を
掛
(
か
)
けて、
暑苦
(
あつくる
)
しい
黒
(
くろ
)
い
形
(
かたち
)
で
踞
(
しやが
)
んで
居
(
ゐ
)
るんですが。
艶書
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
硫黄
(
ゆわう
)
の色の
薔薇
(
ばら
)
の花、煩惱の地獄ともいふべき
硫黄
(
ゆわう
)
の色の
薔薇
(
ばら
)
の花、
魂
(
たましひ
)
となり焔となり、おまへが上に舞つてゐるその薪に火をおつけ、
僞善
(
ぎぜん
)
の花よ、
無言
(
むごん
)
の花よ。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
此湯
硫黄
(
ゆわう
)
の気ありて
能
(
よく
)
疥癬
(
しつ
)
の
類
(
るゐ
)
を
治
(
ぢ
)
し、
一時
(
いちじ
)
流行
(
りうかう
)
して人群をなせり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
寂然
(
ひつそり
)
した
日中
(
ひなか
)
の
硫黄
(
ゆわう
)
ヶ
島
(
しま
)
に
陰氣
(
いんき
)
な
音響
(
ひゞき
)
。
艶書
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ゆわう(硫黄)の例文をもっと
(3作品)
見る
検索の候補
いおう
いわう
ゆおう
りうわう
ゐわう
ズルフル