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むがく
語句 | 割合 |
無学 | 55.6% |
無學 | 33.3% |
无学 | 11.1% |
しかしここに
奇態に思うことは、古い言葉にはあるいはあって、僕の
無学のために知らぬのかは
測られぬが、
恩という字に
和訓のないことである。
數を
知らざる
無學の
人には、
一時目を
驚かすの
不便あらん
乎、
文盲人の
不便は
氣の
毒ながら
顧るに
暇あらず。
其便不便は
暫く
擱き、
兎に
角に
日輪は
本なり、
月は
附ものなり。
○さて此関山村のかたほとりに、
独り
草庵を
結びて
住む
源教といふ
念仏の
道心坊ありけり。年は六十あまり、たゞ念仏
三昧の
法師にて、
无学なれどもその
行は
碩僧にもをさ/\
劣ず。