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むがく
ふりがな文庫
“
無学
(
むがく
)” の例文
旧字:
無學
こいつらのように
無学
(
むがく
)
なやつどもがさわいでいる間はよいが、そのうちに
学問
(
がくもん
)
のあるやつがこれを見にきて、ぼくの
研究
(
けんきゅう
)
を
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
しかしここに
奇態
(
きたい
)
に思うことは、古い言葉にはあるいはあって、僕の
無学
(
むがく
)
のために知らぬのかは
測
(
はか
)
られぬが、
恩
(
おん
)
という字に
和訓
(
わくん
)
のないことである。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
はあ、
病人
(
びょうにん
)
、しかし
何
(
なん
)
百
人
(
にん
)
と
云
(
い
)
う
狂人
(
きょうじん
)
が
自由
(
じゆう
)
にそこら
辺
(
へん
)
を
歩
(
ある
)
いているではないですか、それは
貴方々
(
あなたがた
)
の
無学
(
むがく
)
なるに
由
(
よ
)
って、
狂人
(
きょうじん
)
と、
健康
(
けんこう
)
なる
者
(
もの
)
との
区別
(
くべつ
)
が
出来
(
でき
)
んのです。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
さて、葉書の問題でなくて俳句のことだが、この方面に於ける僕の
造詣
(
ぞうけい
)
は至って浅い。学校の読本で見本を三つ四つ習ったばかりだから
全然的
(
ぜんぜんてき
)
無学
(
むがく
)
だといっても差支ない。
親鳥子鳥
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
此
(
こ
)
の
梅屋敷
(
うめやしき
)
は文化九年の春より
菊塢
(
きくう
)
が開きしなり、百
花園
(
くわゑん
)
菊塢の
伝
(
でん
)
は
清風廬主人
(
せいふうろしゆじん
)
、さきに
国民之友
(
こくみんのとも
)
に
委
(
くは
)
しく
出
(
いだ
)
されたれば、
誰人
(
たれびと
)
も知りたらんが、
近頃
(
ちかごろ
)
一新聞
(
あるしんぶん
)
に
菊塢
(
きくう
)
は
無学
(
むがく
)
なりしゆゑ
隅田の春
(新字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
“無学”の意味
《名詞・形容動詞》
無学(むがく)
学問を修めていないこと。
(仏教)もはや学ぶ必要がない域に達していること。1とは正反対の意味である。cf.無学祖元。
(出典:Wiktionary)
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
学
常用漢字
小1
部首:⼦
8画
“無学”で始まる語句
無学漢