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まちこ
ふりがな文庫
“まちこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
町子
33.3%
街子
33.3%
真智子
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
町子
(逆引き)
されば
奧方
(
おくがた
)
の
町子
(
まちこ
)
おのづから
寵愛
(
てうあい
)
の
手
(
て
)
の
平
(
ひら
)
に
乘
(
の
)
つて、
強
(
あなが
)
ち
良人
(
おつと
)
を
侮
(
あなど
)
るとなけれども、
舅
(
しうと
)
姑
(
しうとめ
)
おはしまして
萬
(
よろ
)
づ
窮屈
(
きうくつ
)
に
堅
(
かた
)
くるしき
嫁
(
よめ
)
御寮
(
ごりよう
)
の
身
(
み
)
と
異
(
こと
)
なり
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
谷中
(
やなか
)
に
知人
(
ちじん
)
の
家
(
いゑ
)
を
買
(
か
)
ひて、
調度萬端
(
てうどばんたん
)
おさめさせ、
此處
(
こゝ
)
へと
思
(
おも
)
ふに
町子
(
まちこ
)
が
生涯
(
せうがい
)
あはれなる
事
(
こと
)
いふはかりなく、
暗涙
(
あんるい
)
にくれては
我
(
わ
)
が
身
(
み
)
が
不徳
(
ふとく
)
を
思
(
おぼ
)
しゝる
筋
(
すぢ
)
なきにあらねど
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
まちこ(町子)の例文をもっと
(1作品)
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街子
(逆引き)
街子
(
まちこ
)
の父親は、貧しい町絵師でありました。
五月幟
(
ごがつのぼり
)
の下絵や、
稲荷
(
いなり
)
様の
行燈
(
あんどん
)
や、ビラ絵を
描
(
か
)
いて、生活をしているのでありました。しかし、街子はたいそう幸福でした。
最初の悲哀
(新字新仮名)
/
竹久夢二
(著)
毎年の
習
(
ならい
)
で、ことしも
稲荷
(
いなり
)
様の境内から町内の
掛行燈
(
かけあんどん
)
の絵は、みんな
街子
(
まちこ
)
の父親が
描
(
か
)
いたのです。
最初の悲哀
(新字新仮名)
/
竹久夢二
(著)
まちこ(街子)の例文をもっと
(1作品)
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真智子
(逆引き)
真智子
(
まちこ
)
である。本田の筋向いの前川という
素封家
(
そほうか
)
の娘で、学校に通い出す頃から、恭一とは大の仲よしであった。学校も同級なため、二人は友達に
憚
(
はばか
)
りながらも、よくつれ立って往復することがある。
次郎物語:01 第一部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
まちこ(真智子)の例文をもっと
(1作品)
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