“まきをさ”の漢字の書き方と例文
語句割合
卷收100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文字(もじ)はやがて耳(みゝ)の側(わき)に恐(おそ)ろしき聲(こゑ)もて咡(さゝや)くぞかし、一通(いつゝう)は手(て)もとふるへて卷收(まきをさ)めぬ、二通(につう)も同(おな)じく三通(さんつう)四通(しつう)五六通(ごろくつう)よりは少(すこ)し顏(かほ)の色(いろ)かはりて見(み)えしが、八(はつ)、九(く)、十通(じつゝう)、十二通(じふにつう)
軒もる月 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
夕暮(ゆふぐれ)の店先(みせさき)に郵便脚夫(いうびんきやくふ)が投込(なげこ)んで行(ゆ)きし女文字(をんなもじ)の書状(ふみ)一通(いつゝう)、炬燵(こたつ)の間(ま)の洋燈(らんぷ)のかげに讀(よ)んで、くる/\と帶(おび)の間(あひだ)へ卷收(まきをさ)むれば起居(たちゐ)に心(こゝろ)の配(くば)られて物(もの)案(あん)じなる事(こと)一通(ひととほ)りならず、おのづと色(いろ)に見(み)えて
うらむらさき (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)