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ふきそく
ふりがな文庫
“ふきそく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
不規則
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不規則
(逆引き)
大きな川が一つ、わたしたちのそのとき行き着いた
丘
(
おか
)
のぐるりをゆるやかに流れていた。この川のはるか向こうに
不規則
(
ふきそく
)
にゆがんだ地平線までは、大都市の屋根や
鐘楼
(
しょうろう
)
が
続
(
つづ
)
いて
散
(
ち
)
らばっていた。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
宗助
(
そうすけ
)
は
二人
(
ふたり
)
で
門
(
もん
)
の
前
(
まへ
)
に
佇
(
たゝず
)
んでゐる
時
(
とき
)
、
彼等
(
かれら
)
の
影
(
かげ
)
が
折
(
を
)
れ
曲
(
まが
)
つて、
半分
(
はんぶん
)
許
(
ばかり
)
土塀
(
どべい
)
に
映
(
うつ
)
つたのを
記憶
(
きおく
)
してゐた。
御米
(
およね
)
の
影
(
かげ
)
が
蝙蝠傘
(
かうもりがさ
)
で
遮
(
さへ
)
ぎられて、
頭
(
あたま
)
の
代
(
かは
)
りに
不規則
(
ふきそく
)
な
傘
(
かさ
)
の
形
(
かたち
)
が
壁
(
かべ
)
に
落
(
お
)
ちたのを
記憶
(
きおく
)
してゐた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
石匕
石鏃
(
せきぞく
)
石錐抔
(
いしきりなど
)
と
同質
(
どうしつ
)
にして其大さ是等の五倍或は十倍なる物有り。
形状
(
けいじよう
)
は
長方形
(
ちようはうがた
)
、
橢圓形
(
たいえんがた
)
、
三角形
(
さんかくがた
)
等の
不規則
(
ふきそく
)
なるものにして一部に必ず
短
(
みじか
)
き把柄有り。此の如き
石器
(
せきき
)
を
俗
(
ぞく
)
に
天狗
(
テング
)
の
飯匙
(
メシカヒ
)
と
呼
(
よ
)
ぶ。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
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