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ひとかゝへ
ふりがな文庫
“ひとかゝへ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
一抱
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一抱
(逆引き)
(あの人は
一抱
(
ひとかゝへ
)
もある程大きいが、しかしそんなことは何でもない——美しい私のブランシュのやうな素晴らしい相手は誰もさうたんとは持つてゐませんからね。)
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
「おゝ、
左
(
さ
)
うだつたか」と
云
(
い
)
ひながら、
甚
(
はなは
)
だ
面倒
(
めんだう
)
さうに
洋服
(
やうふく
)
を
脱
(
ぬ
)
ぎ
更
(
か
)
へて、
何時
(
いつ
)
もの
通
(
とほ
)
り
火鉢
(
ひばち
)
の
前
(
まへ
)
に
坐
(
すわ
)
つた。
御米
(
およね
)
は
襯衣
(
しやつ
)
や
洋袴
(
ずぼん
)
や
靴足袋
(
くつたび
)
を
一抱
(
ひとかゝへ
)
にして六
疊
(
でふ
)
へ
這入
(
はい
)
つた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
或日
(
あるひ
)
近所
(
きんじよ
)
の
川
(
かは
)
に
漁
(
れふ
)
に出かけて
彼處
(
かしこ
)
の
淵
(
ふち
)
此所
(
こゝ
)
の
瀬
(
せ
)
と
網
(
あみ
)
を
投
(
う
)
つて
廻
(
ま
)
はるうち、ふと網に
掛
(
かゝ
)
つたものがある、
引
(
ひ
)
いて見たが
容易
(
ようい
)
に
上
(
あが
)
らないので川に
入
(
はひ
)
つて
探
(
さぐ
)
り
試
(
こゝろ
)
みると
一抱
(
ひとかゝへ
)
もありさうな
石
(
いし
)
である。
石清虚
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
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