“はまき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
葉巻85.7%
葉卷7.1%
葉捲7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日華洋行(にっかようこう)の主人陳彩(ちんさい)は、机に背広の両肘(りょうひじ)を凭(もた)せて、火の消えた葉巻(はまき)を啣(くわ)えたまま、今日も堆(うずたか)い商用書類に、繁忙な眼を曝(さら)していた。
影 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
更(あらたま)つての話(はなし)とは何事(なにごと)だらうと、私(わたくし)も俄(にわ)かに形(かたち)を改(あらた)めると、大佐(たいさ)は吸殘(すひのこ)りの葉卷(はまき)をば、窓(まど)の彼方(かなた)に投(な)げやりて、靜(しづ)かに口(くち)を開(ひら)いた。
スパスパやりながら餘念(よねん)もなく其邊(そのへん)を見廻(みまわ)して居(を)る内(うち)、見(み)ると今(いま)葉卷(はまき)の箱(はこ)の包(つゝ)んであつた新聞紙(しんぶんし)。
「あまり吝(けち)なこともできないでしょう。葉捲(はまき)どう?」
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)