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ぬまべり
ふりがな文庫
“ぬまべり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
沼縁
66.7%
沼辺
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
沼縁
(逆引き)
然
(
さ
)
うすると、
心
(
こゝろ
)
に
刻
(
きざ
)
んで、
想像
(
さうざう
)
に
製
(
つく
)
り
上
(
あ
)
げた……
城
(
しろ
)
の
俘虜
(
とりこ
)
を
模型
(
もけい
)
と
為
(
し
)
た
彫像
(
てうざう
)
が、
一団
(
いちだん
)
の
雪
(
ゆき
)
の
如
(
ごと
)
く、
沼縁
(
ぬまべり
)
にすらりと
立
(
た
)
つ。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
古河の人力車夫に
嗅
(
か
)
ぎ付けられ、
沼縁
(
ぬまべり
)
へ持って
往
(
い
)
って火葬にした事は、
私
(
わっち
)
ゃア
能
(
よ
)
く知ってるぜ
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ぶんと死骸の腐った
臭
(
にお
)
いがすると車夫が
嗅
(
か
)
ぎ附け、三十両よこせとゆするから、
遣
(
や
)
るかわりに口外するなと云うと、火葬にすると云って、
沼縁
(
ぬまべり
)
へ引込んで、
葭
(
よし
)
蘆
(
あし
)
の茂った中で、こっくり火葬にして
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ぬまべり(沼縁)の例文をもっと
(2作品)
見る
沼辺
(逆引き)
死人を
沼辺
(
ぬまべり
)
へ
下
(
おろ
)
して火葬にして沼の中へ
投
(
ほう
)
り込んでしまったから、
浮上
(
うきあが
)
っても
真黒
(
まっくろ
)
っけだから、知れる
気遣
(
きづか
)
いないが、
彼
(
か
)
の様子を知った車夫、生かして置いてはお互いの身の上と
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
と
之
(
こ
)
れから車を沼の
辺
(
へり
)
まで引き込み、
彼
(
か
)
の荷を
下
(
おろ
)
し、二人で
差担
(
さしかつ
)
ぎにして、
沼辺
(
ぬまべり
)
の
泥濘道
(
ぬかるみみち
)
を踏み分け、
葭
(
よし
)
蘆
(
あし
)
茂る
蔭
(
かげ
)
に
掻
(
か
)
き
据
(
す
)
えまして、車夫は心得て居りますから、
枯枝
(
かれえだ
)
などを掻き集め
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
二十両に負けてくれべい、だが
臭
(
くせ
)
い荷を
引張
(
ひっぱ
)
って
往
(
ゆ
)
くのは難儀だアから、
彼処
(
あすこ
)
の
沼辺
(
ぬまべり
)
の
葦
(
よし
)
の
蔭
(
かげ
)
で、火を
放
(
つ
)
けて此の
死人
(
しびと
)
を火葬にしてはどうだ、そうして其の骨を沼の中へ
打擲
(
ぶっぽ
)
り込んでしまえば
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ぬまべり(沼辺)の例文をもっと
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